これは、奥の深い話です。世界を支配構造は何層にもなっていることは確かですが、我々が目の当たりにできない階層の主人が何者であるか?については諸説あります。ぼくは、ある程度絞り込みができていますが、庶民レベルの自分としては断言できるものではありません。

それでも、みなさんにも「この階層までは理解いただけるだろう」と思うところまで、ぼくが確信するところをお伝えしてゆきます。

日本は表向きは議会制民主主義の国ですが、実際のところ国会議員にさしたる力はありません。総理大臣も含めて大多数が上からの指示通りに振る舞うマペット・操り人形です。とは言っても、総理大臣ぐらいになると自民党の中ではそれなりの力を持っています。出馬する党員に選挙で党公認を付けてやる決定権が力の源泉です。◯◯チルドレンと称される議員たちがいますが、このように呼ばれて恥じないところが議員たちの劣化を示しているように、ぼくには感じられます。

国会議員よりも力を持っているのは霞が関の高級官僚です。法律の8割は官僚が作っていて、税金も8割以上の額を国会審議・承認を経ないで彼らが勝手に使っています。税収が足りないとしきりに喧伝しますが、本当は一般会計80兆円に対して、特別会計という官僚だけで差配しているものが360兆円もあるのです。

ああだこうだと議論しているのは僅かに2割以下の部分です。こんなに不透明な税金の使い方をしているのは日本国ぐらいでしょう。この巨大な闇を明らかにしようとした国会議員は、その議会証言の前日に殺されてしまいました。日本の未来を真に考え行動した政治家は、皆なぜか不審死を遂げているのです。

この高級官僚の上にいるのが、ジャパンハンドラーズと言われる米国から来ているお目付役の面々です。「日米合同委員会」というハンドラーズたちと各省の高級官僚で構成される会議で、日本国の支配政策は全て決まっています。

この日米合同委員会が「首相である自分よりも権力を持っていることを知らなかった」と、鳩山元首相が言ってるのは有名な話です。集団的自衛権も、原発の再稼動も、年金の積立金を散財させる計画も、全てジャパンハンドラーズが示す「年次改革要望書」の指示どおりに進められているのです。

在日米軍が日本に基地を置き駐留しているのは、日本を守るためではなく米国が無茶を言っても日本人に抵抗させないためです。日本は未だに主権回復していない植民地同然の国なのです。

ジャパンハンドラーズに指示を出している、さらに上の層については次回にお伝えします。http://morinohotori.com/hontounokoto/dareni_shihai2/

こういった話は氣が重くなるテーマですがここを深掘りして理解しないと、食や医療をはじめ我々の日常全てが悪くなるように仕掛けられていることの理由が分からないのです。あなたが、不自然なものを避けようとする決意を確かなものとするために、こうした話題に馴れない方も事実は知ったほうが良いと、ぼくは思います。