前回は、国際金融資本家たちがマネーの力で世界支配をほぼ手中にしつつあると書きました。皆さんも、金融といえばユダヤ人を連想すると思います。彼らは「アシュケナージ」と呼ばれ、真実を知ろうとする人たちからは「金融偽ユダヤ」と言われたりもします。

日本人が現代社会で知っている著名なユダヤ人は、実は旧約聖書のユダヤ人とはまったく関孫のない人々なのです。アシュケナージ・偽ユダヤのルーツは、どこから来ているのでしょう。

ユダヤ人を名乗る人々には、大きく二つの流れがあります。一つは、今でいう「パレスチナ」の地に元々住んでいた人々で、ローマに滅ぼされてから祖国を失った話はあまりにも有名です。この時に、四方へ移住先を求めた「失われた10支族」という話があり、その支族が日本に辿り着いたという話があります。これは長大なテーマなので、別の機会に書こうと思います。

ユダヤを名乗るもう一つの流れは、公に語られることは少ないと思います。世界の支配構造を知ろうとする人たちは知っているのですが、彼らのルーツは北コーカサスに居たハザール人です。

7世紀、ハザール人はカスピ海から黒海沿岸にまたがる「ハザール王国」という大きな国家を築きます。隣接するビザンチン帝国、アラブ帝国からの圧迫があり、この王国は9世紀初めに世界史上類を見ない選択をします。

人種的にユダヤ人でない民族が、ユダヤ教を国家宗教としたのです。歴史上、ほとんどすべての勢力から迫害されてきたユダヤ教を公式の宗教としたことは、歴史学者にも驚きをもって捉えられています。

モンゴル帝国が侵入したころ、13世紀にハザール王国は最終的に崩壊します。国を失ったハザール人は、東ヨーロッパ地域そして西ヨーロッパに流入してゆきます。ロスチャイルドに代表される金融ユダヤは、この流れの中から勃興した勢力なのです。

旧約聖書に出てくるアプラハム、イサグ、ヤコプの子孫ではない人々が、ユダヤ人の主流として振る舞い祖先の地に帰ると主張して「イスラエル」を建国していますが、彼らの故郷はコーカサスであってこれは正当性のない論拠なのです。

アメリカという国家を乗っ取った「アシュケナージ・偽ユダヤ」が、西側社会の金融力と軍事力で「イスラエル」という国家を作ってイスラム社会への橋頭堡としている、このように考えるとアメリカがイスラエルに肩入れする理由が分かります。

国家を超えた偽ユダヤのシンジケートが、歴史と戦争を弄びこの世界を牛耳っている構図は、ご自身で調べればより確証へ近づくと思います。

彼ら・アシュケナージの更に上に、表向き権力から退いたように振舞っているヨーロッパの貴族社会の一部が君臨しているという話もあります。「イルミナティ」もこうした人々がメンバーなのです。そのまた上にも地球人ではない存在がいるという説もありますが、庶民であるぼくには検証する手立てがありません。

ただ、わたし達は次のことを自覚し、それを拒否する意思を持つべきでしょう。「彼らからすると、同じ人間としてではなく、我々は家畜に等しい感覚で管理されようとしている。しかし、それは、NO!だ。」と。