ここ八ヶ岳でも、日中はかなり暑さを感じる季節になりました。高地なので、特に紫外線が強く曇っていても油断すると日焼けで肌がヒリヒリすることになります。
木陰のない畑で、真昼間に働いている人はあまり見かけない氣がします。農のプロは、涼しい朝に一仕事終えて夕方に再び作業しているようです。どうせ早起きしているのですから、ぼくも早朝の畑に出かけてみました。
04:30、高原の朝は肌寒いくらいの気温です。お日様がまだ届いていない畑は、朝露で想像以上に濡れています。地下足袋で歩いていたら、直ぐに靴下まで水分が染み込んできてグッショリ、帰る頃にはズボンの裾まで湿ってしまいました。早朝の畑仕事は「長ぐつで」と学習しました。
野菜たちは、まだ目覚めの途中なのでしょうか。葉っぱが閉じていたり、少し小さくしゃがんでいるような感じがします。
2日前の恵の雨で、雑草たちも旺盛に背を伸ばしています。日当たりや風通しを手助けしたほうが良さそうな場所を判断して、必要と思える分だけ雑草たちをカマで刈ります。
そんな作業を2時間半くらい行っているうちに、畑には朝日が斜光となって差し込み、野菜たちを美しく輝かせているのでした。
早朝の畑にいる心地よさを体感できた、幸せな朝です。次からは、長ぐつを持って出かけることにします。
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