人間は食べない期間をあえて設けることで健康になれる、いわゆる断食をすることが健康にとても良いことは、多くの人に知られるようになってきました。

ぼくの知り合いにも、2泊3日の断食を年に数回行っている人がいました。帰ってくると、本当に良いから「君も行ったら」と言われたものです。

当時は、食に対しての知識も不十分で太ってもいたので忠告したかったのでしょう。「そうですね、ぼくも行こうかな」と返事をしつつ、忙しかったことを理由に結局は行かずじまいでした。

大多数のサラリーマンと同じで、未だ大丈夫だろうといった根拠のない判断であり、自分の健康を軽視しがちな日常でした。

ぼくは、間もなくしてかなり健康情報に詳しくなってゆくのですが、その経緯は別の投稿にします。

この頃から10年近くたっていますが、ぼくはまだ断食を行ったことがありません。1日2食にしてから、体重が20キロ近く減り体調も良いので、さしせまって必要ないのです。

それでも、断食をすることで身体と心にどのような変化があるのか?今は、そういった興味があるので一度は体験したいと考えています。

断食によって得られる効果として次のようなことが言われています。

内臓が休まりその機能が回復する。

内臓や血液中の余分な脂肪が無くなり老廃物が一掃される。

体重が減りすっきりした体になる。

味覚が変化し、自然の味わいの食べ物が好きになり、食生活改善のきっかけとなる。

自律神経、ホルモンバランス、免疫機能が正常になる。

脳の休息になり、精神的にリフレッシュできる。

これだけの良いことが身体に起きるようです。

この効果を裏付けるのが、免疫学の権威・安保先生が行ったマクロファージの働きについての研究です。