岡本よりたかさんに小麦作りを教わり収穫した小麦はメンバーで分け合う、そんなクラブを始めます。興味のある方は、ぜひご参加ください。

国産で本当に無農薬で安心な小麦があるのか?手に入っていてもいつまで入手できるのか?農薬の緩和政策や遺伝子組換作物栽培の国内解禁で、そういった心配がつのる昨今です。それなら、自分たちで作ってしまおうという会です。

初年度は、しっかり一から小麦作りを学びます。土壌の改良から種まき、収穫と脱穀、製粉までを、岡本よりたかさんに教わります。講座日以外も畑作業はありますので、メンバーになられた方は出来るだけ参加していただきます。楽しくお日様の下で一日を過ごしましょう。

八ヶ岳南麓にある Canvas の畑の隣を新たに2反(およそ600坪)借りることができたので、このプランを考えました。鹿、猪などが出没する場所なので、電気柵の設備が必要です。また、脱穀や選別、製粉などの道具も新たに揃えますので、そうした初期投資を参加のメンバーで分担する仕組みにします。主催者の利益は求めていません。

初年度スケジュール(1年半)

作業1 電気柵を立てる       4月20日(土)9:00 〜
    緑肥・ヘアリーベッチを蒔く 4月29日(祝)10:00 〜

作業2 ヘアリーベッチの刈りたおし 8月中旬の土日(参加メンバーと相談)

講座① 緑肥すき込み        8月20日 炎天下を外して検討中

講座② 種蒔き           10月15日 10:30〜15:30(天候による)

作業3 麦踏み           冬の土日(参加メンバーと相談)

講座③ 生長観察          4月21日 10:30〜15:30

講座④ 収穫と脱穀、選別まで    6月29日、30日、7月1日(2〜3日必要)

講座⑤ 製粉            8月(郡上八幡のよりたかさんの場所で作業・日程未定)

講座は毎回ビデオ収録しネットにアップし、参加できなかった場合のフォローとします。(会員限定)

このほかに、初夏から秋にかけて電気柵下の雑草刈り作業が必要になります。
また、講座内で作業が終えることができなかった場合は追加作業日を設けます。
作業日は、主に土日とし参加メンバーと相談しながら日程を決めてゆきます。
また、直前講座に参加できなかった方にはその内容をぼくから伝えることにします。

麦農家になろうと考えている方はおそらくいないと思いますので、栽培から製粉までのプロセスを出来るだけ個人レベルで行えるやり方で習得したいと考えました。そのため、適正技術の道具で(複雑な機械を使わない)作業を行います。

手作業主体となるため、栽培面積は一人当り15坪で参加者10名と想定した場合150坪が適当と考えています。参加者が10名を超えるごとに、15坪づつ栽培面積を増やします。150坪で栽培してうまくいった場合の収穫は50〜70キロです。収穫から次年度の種蒔き用(1割程度)を除き、メンバーで均等に分け合います。

費用

講師料

岡本よりたか氏 1年半3万円
(破格の30万円を10人想定で割っています・人数が少ない場合は上がる可能性があります。
10名を超えた場合は、一人あたり3万円をよりたかさんにお支払いします)

資材費

平均1万円(初期投資30万円を3年償却で計算の一人当たり・10人参加の場合で計算)
講座以外の作業日参加・実働をポイント化して、この個人当り費用を増減させる仕組みとします。
基本は助け合いの精神で行いますが、少しのモチベーションをつけます。
作業日不参加の方:1回千円の負担金額が増えます(最大10回までカウント)
その分を参加された方の回数をポイント計算して負担金額を減らします。

費用の総額と考え方

講師料3万円に加えて、ポイント制で増減する資材費分担金 5,000〜20,000円(上限)がかかります。合計で35,000〜50,000円の想定です。普通のセミナーと違い、自主的な小麦栽培クラブが基本で、そこに岡本よりたかさんのレクチャーが付くと考えてください。参加した皆さんと一緒に、改良点があれば相談しながら良いものにしてゆく、そんなイメージです。

スポット参加

年間メンバーになられた方のご家族やご友人に限りご本人が出席できない場合の代理受講を可とします。また、岡本よりたかさんの講座日にメンバーと同伴して単発でのプラス1名参加を可とします。その場合、講師料として1日につき5千円をいただきます。また、作業日のご家族と友人参加については無料とし同伴されたメンバーへ追加ポイントを付与させていただきます。スポット参加の方への収穫した小麦の分配はありません。

栽培する小麦

ゆめかおり(食パンなど)
農林61号、南部小麦(バゲットなど、うどん)
スペルト小麦(初年度は少量となります)

申込み 「氣づきのワンピース」お問い合わせ・申込みページからお申込みください。

http://morinohotori.com/contact/

お知らせ
◎小学生までのお子様の参加は無料です。お子様が参加される場合は、お子様の人数も併せてお知らせください。
託児所はございませんので、安全面や他の参加者さまへのご配慮をお願いします。
※講義中に大きな声をあげたり、畑で野菜を踏み荒らすなどの心配があるお子様の場合は、申し訳ありませんが参加を遠慮ください。
(お子様も畑に入る時はゴム長靴でお願いします。)
◎ご欠席の場合はご連絡ください。
またご本人様が都合で参加できない場合、ご家族様の振替受講が可能です。代理受講の場合は事前にお知らせください。
家族ではなく、親しいお友達を1名決めておかれることも可能です。
◎畑会場の「Canvas」の井戸水を、希望される方にさしあげます。八ヶ岳山麓の地下50mから汲みあげる美味しい水を、ぜひお持ち帰りください。参加者さま1名につき、毎月ペットボトル1本とさせていただきます。

◎持ち物
筆記用具、汚れても良い服、手袋、のこぎり鎌、スコップ、タオル、帽子、長靴、雨具(雨天時)、昼食、飲み物
※車でお越しの方で、くわ、シャベルなどお持ちの方はご持参いただきますと助かります。
◎ご不明な点、質問などがありましたら、下記までご連絡ください。
連絡先 西尾 元(にしお はじめ)080-4028-3692 hajime.nishio@td6.so-net.ne.jp
※開催者のぼくのことを知りたい方は、ホームページをご覧ください。

http://morinohotori.com/

◎岡本よりたかさんプロフィール
無肥料栽培家・環境活動家
空水ビオファーム 農園主
CM クリエータ、TV ディレクター等の取材を通して、農薬、除草剤、肥料が環境にもたらす破壊的ダメージを知り、40歳半ばで山梨県北杜市の八ヶ岳南麓にて、無農薬、無肥料、無除草剤、自家採種の小麦や野菜の栽培を始める。無肥料栽培の普及、遺伝子組み換え種の危険性の啓蒙など、全国各地にて講演活動を展開する傍ら、無肥料栽培セミナーやワークショップ、上映会等を定期的に行っている。

http://www.soramizu.com/

●岡本よりたかさんのFacebook

https://www.facebook.com/yoritaka.okamoto?fref=ts