今回のパーマカルチャー塾は、5/27が建築講義と日本のシステム観察発表(宿題)、5/28が農業実習とデザイン実習、沢山のインプットでまたもや脳みそ全開状態でした。

ゲスト講師・山田貴宏さんによる建築講義は、パーマカルチャーのデザイン手法・哲学を背景とした建物とそれを取り巻く環境と場づくりがテーマでした。これは、自然やコミュニティまで含めた幅広い環境のサスティナビリティを視野に入れたものです。山田さんが代表のビオフォルム環境デザイン室はこちらです。http://bioform.jp

パーマカルチャー塾では、毎月宿題が出されます。今回は、前回の宿題「自宅のシステム観察」から視野を広げて「日本のシステム観察」を調べレポートにすることでした。(下は宿題の1ページ)

広大な領域になるので、「水」「有機物」「エネルギー」の中の一つを選んで行いました。ぼくが選んだのは「エネルギー」で、その中でも「電気」に焦点を当てたレポートとしました。当初知っていた以上の新たな発見があって、とても意味ある宿題となりました。

夕食は「ポットラック」、各自手作りの一品を持ち寄って食べる楽しい食事会です。住んでいる地域や出身の地域の色が出たお料理が並び、お皿に一回では乗りきらないほどでした。ぼくは、お友達から教わった「ジャガイモとタマネギのモチキビ煮込み」、たいへん好評でした。

23時くらいから、焚き火を囲んだ屋外での飲み会・通称「ムラさんバー」に、さらに語りあいたい人が集います。

翌朝は、7時から10時までの農業実習です。爽やかな空気の中で、土や草と触れ合い、臼井さんの語る言葉に耳を傾けます。なんと心地よい時間でしょう。

ブランチのあと、11:30からは「食べられる庭」のデザイン実習です。先ず、その土地が所在する地域の基本的条件(気候、その他)と特徴を調べ、作る「庭」の周辺の土地状況を調べ、「庭」の予定地がどのような特徴があるか微気象や植生、他を観察します。

それを踏まえて、クライアント(今回は臼井さん)の希望や考え方をインタビューして、庭のコンセプト作りをします。そこから、思いきり楽しい夢をふくらませてスケッチ画を描くことになります。来月の宿題は、このスケッチ画です。

わくわくする宿題です。ぼくのスケッチ画は、来月のブログで公表するつもりです。